kiginikki

kiginikki

2016/10/06

大切な帽子に一味変化をつけたくて、と、実物を持ってこられたお客様。
今回のnitteさんの商品には、革のボタン、糸のボタン(中はプラスチック)、
形も大きさもさまざまあって、はてさてどうしましょうと、
ぴたりとくるパズルのピースを探すように、ボタンをあてがってみる。

う~ん、おっ、あ、うーん、いいですね、きてますね、と、
ひとつひとつの、微妙な変化が分かるようになってくる、
さらに、これを待っていた!と引き合いになる瞬間があります。
それは、こちらが選んでいるのではなく、
実は、そうなることになっていた。とでも言いたくなるほどでした。
平田暁夫さんの威厳ある作品に、
そっと添えられるボタンは花束のようでした。

そんな風に、自分との接点を見出して、
いつもよりも「選んでいる」様子を皆さんを見て感じています。
なので、ゆっくりと時間を過ごしていただけるのは、嬉しいことですし、
何より私だって、nitteさんに行くと、
かなりの時間を過ごしてしまうのです。


裏もきれいなシャツ生地。



スカートを作りたい、でも気に入った生地では用尺が足りない、
(一部を剝ぎ合わせればなんとかいける)と、揺れ動く気持ち。
でも、こんな生地なかなかないから、なんとかします!と、選ばれたお客様。
そういう訳や秘密があることで、
絆のようなものも強くなるんじゃないかなと思ってます。


nitteさんのフェアも10日(月・祝)までの開催となりました。
明日は店内の一角でスカートを作るワークショップを行いますが、
もちろん、通常通り営業しております。





北海道の人の、「なんも、なんも~、」が好きです。
tiny..さんの展示はいよいよ15日から、
耳を澄ますと、糸を紡ぐ音が聞こえるようです。
きっと今頃は、準備も大詰めの頃です。
と、心配すると、tiny...さんから、「なんも、なんも~」と聞こえてきそうですが、
送られてくる文と写真を見ると、楽しみながら、時に踏ん張りながら、
作業していることが分かります。そんな、tiny...さんのホッとする通信です。


今日もカタカタ。
紡いでいます、ほわほわ糸。
糸から温かさをもらいたい気持ちなのは、
今季初めてストーブをつけたからでしょうか。

真っ直ぐ綺麗にしなやかに紡がれた糸とは違う、
不揃いで柔らかく面白い糸。


そこからどんな作品が出来上がるかを想像したら、
ますます面白い糸なんです。

作る過程も、なんとも面白い!
空気を羊毛に含ませつつ、
丁度良い膨らみの時に、奥のボビンへ送り込む。


このタイミング。
木木さんで、一緒に楽しんでもらいたいです。


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色つなぎの糸つむぎ/tiny...


2016.10月15日(土)-31日(月)
12時-18時 火曜水曜定休

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