八丈島から伸びる芋づるを引っ張ってイベントを開催します。
ラフィアでさつまいもを編むワークショップを行います。
今回は編み図の用意はなく、目の前に横たわるさつま芋を見つめて
スケッチするように編んでいきます。
鉛筆を編み針に持ち替えて、それはそれは、デッサンならぬ、芋っサン?
主役のさつま芋は、葉山から八丈島に拠点を移し本格的に就農され、
「八丈牛飼いカンモ芋芋屋」を立ち上げた伊藤理津子さんから分けていただきます。
八丈弁で、さつま芋は"カンモ"、里芋を"イモ"と呼ぶのだそうです。
イラストレーターの肩書も持つ伊藤さん。
雨が降ってなくても雨宿りしたくなる温かさがお人柄に滲んでいます。
実際、このお店でも何度かそんな場面を目撃しています。
今日は近所の八百屋さんの鳴門きんときで試作。
発酵中のパンのようなふくよかな形、編みやすいです。
初めから増やし目をし減目なしで編み進めました。
以前のどんぐり同様、芋の形はひとつとして同じ形はありませんので、
多少違ったとしても全部正解です。
不作の中、分けていただく貴重なカンモ。
編み上げる時間の中で、芋話などしながら肩の凝らない会にしたいと思います。
当日は伊藤さんがご用意くださった、カンモ(さつま芋)を見ながら、色、編み方をその場で一緒に考えます。
時間内に編めるのは一つくらいかもしれませんが、
芋づる式に編んで楽しんでいただける分の材料をお付けします。
遊び心と観察力、反射神経が鍛えられるかもしれない編み物デッサン。
そして、帰り道は芋がもっと好きになっているかもしれません。
宜しければご参加お待ちしております。
【日時】1月17日(金)、18日(土) 各日13時-14時半
【参加費】3,300円(八丈島産のお土産カンモ付き、税込)
【持ち物】かぎ針2号又は1号の編み針、はさみ
予約制となります。
参加ご希望の方は、
お名前、お電話番号を明記の上、
mail(at)ki-gi.infoまでご連絡ください。
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お店に来てくれていた時はまだ小学生だった伊藤さんちの野晴(のはら)ちゃん
八丈島で「野の草牧場」を立ち上げ、牛にもおじいちゃんたちにも愛されています。
きっときっと、小さな事から大きな決断を繰り返す毎日だと思います。
ひたむきな仕事姿に尊敬しながら、勝手に親戚気分で見守っています。
野の草牧場 Youtube→■