kiginikki

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2016/07/25


織り機のたて糸を張っておけば、
誰かが何かを作る場になるなあと、突然実行してみた織り機コーナー。
今日はラフィアで織ってみたいというお客様がいらっしゃり、
小さくなったラフィアのはしっこをそのまま持ってきていただきました。

まるでカットした導線のような、細切れになったラフィア。
小さいけれど、発色が良いので生きているのを感じるのです。
小分け袋に入れて保管してくださっていました。
最後の最後まで捨てられない気持ち、すごくよくわかります。
繋いで使うには短いので、刺しゅうや編み物には使えないのですが、
織りならばよこ糸に入れ込むことで模様の一部となります。

親となる太めのラフィアがガイドとなり、
細かい、小さなラフィアたちが、織り込まれます。
小魚のように波(たて糸)の上を泳ぎます。

織りの時間は、一人で過ごした方がいい。
どうぞ、「つるの恩返し」の中へ。
最初を見届けたら、私もそっと離れます。
時々覗かせていただくと、確実に風景は変わっていて、
和田塚から、もう遥か遠くへ。
そこはスパイスの国、麦茶っていうよりも、チャイなんかが似合うかな。
小さなラフィアの集積が一枚の布へと変身しました。
何よりも、眠り続けていた素材が
もう一度息を吹き返したところに充足感を感じます。





時間はかかるけれど、手間をかければ見えてくることがあります。
眠らせている糸や、何か形にしたい糸、
眠りがちな自分、目を覚ましたい自分が潜んでいる場合は、ぜひ。
引き続き、織り機ご用意しておきますので、ご連絡ください。

今週もありがとうございました。

28日(木)ベルギーリネンで編むカーディガンのワークショップ開催します。
http://kiginikki.blogspot.jp/2016/07/shiny-2016.html
糸の棚も少しずつですが衣替えをして、夏の糸揃ってます。