2014-01-19

木の編み棒、木の刺繍枠、木の織機、紡ぎ車、など、
手芸の道具や機械には、木で作られたものが多く見られます。
丈夫で長く使うことにより、風合いも愛着も増していくもの。
そんなことを思い巡らせながら迎えた、ある日の木工会議。
まずは、小物からと、木製の糸巻きが候補に上がりました。
会議に出席したKさんが、早速木を持って、
ある山の上に行き、作業の末、
形に仕上げ、お店に届けてくださいました。

材質は、丈夫で反りの少ないひのきで出来ています。
余り糸の整理整頓に、ラッピング用に、
何本かを引き揃えて糸をまとめておきたい時、
少しの糸を数種類ぐるぐると巻いた糸巻きを
贈りものにしても喜ばれると思います。
こうして巻いてみると、糸の形状もくっきりと表われて
また新しい印象を与えてくれます。
木と木のこすれあう音は、道具感が増して主張もある。
最後の余り糸が、どこかに紛れ、
忘れられてしまうなんていうことも、この糸巻きがあれば、
私の場合はなくなるような気がしています。
ぜひ一お裁縫箱に一巻き、いかがでしょうか。

そして、先日のペシュカさんのワークショップの時の、
クラウドキッチンのひつじのお菓子が、
三角になって、登場です。さっくさくほろほろの食感です。