2012-08-11


kapuwaさんの布は、生地作りの職人さんの多くが工房を構える地域・インドのジャイプールで、古くから根付く木版プリントの手法を用いて作られています。
専門の職人さんが、木槌で模様の形に堀ったはんこを、
手作業でスタンプするように布にプリントしていきます。
15cm四方の木版で、数百〜数千メートルも手作業でプリントされるということをお聞きし、作られた過程に思いを馳せながら、
広げた一枚の布を前にじっと見入ってしまいます。
プリントのずれや色ムラなども、
手仕事の跡が残る暖かな温度を感じます。

kapuwaさんは、インドと日本を何度も行き来しながら、

シーズン毎にオリジナルの生地を作り、洋服を作られています。
その為、生地として販売できるのは、洋服の販売を終えた後の僅かな数量となりますが、この度、4種類の生地を分けていただきました。
インド綿の柔らかな質感にも触れていただき、
ぜひ実物をご覧いただきたいと思います。