kiginikki

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2011/05/20

森麗子さんの作品集が届きました。

作品と言葉が向かい合い、一枚一枚開いていくその装丁は、糸が行き交う時間と対話することになる。
ある古本屋さんで「とりの詩」(木耳社刊)を見つけ、中をそっと開いたもうそれだけで、買うことをすぐに決めました。
既に絶版になってしまい現行では販売されていないものだと思っていたのですが、この装丁の為に残念ながら一般書店での販売は難しいのだそうです。
そんな理由は当店では何の問題なく、「とりの詩」「かぜの詩」堂々販売中です。
2011年の卓上カレンダーも入荷しています。一ヶ月に一枚の作品が掲載されていて、その後も切り抜いてカードにすることができます。

同じく木耳社さんより1979年発行の「ファブリックピクチャー 発想から仕上げまで」も販売しています。
冒頭で『この本は1年たったから古くなった、5年たったから役にたたないといったものではない。従来の親切な手芸書が、便利な車の走る道なら、この本はさしずめその「人の歩く道」と言えましょう。』と森さんが仰るように、この本は単に技法を連ねたものではなく、何かを作る時、生み出す時に求められる真ん中のものを自力で汲み上げる為の手助けとなるものだと思います。
本書の中の森さんの文章は、すぐ側で聞こえてくるようなとても説得力のあるものです。
絶版となっているものですが、今回、奇跡的に少数入荷いたしました。
ご興味のある方はお早めにどうぞ。