2014-06-22




















開催中のnitteさんmanonさんのイベントより。
高密度で織られた張りのあるドイツのシャツ生地です。
今回のイベントを開催するならば、
秋頃がいいかなと考えていたのですが、
このシャツ生地を見て、時期を早めていただいたくらいなんです!
織りの経と緯の要素だけで、こんなにも様々な表情を見せてくれるのは、
機能美を重んじてきたドイツならではのセンスなのかもしれません。
芯を貼ってがま口やカバンなどの小物作りに、
繋ぎ合わせて服地に等など、30cmよりカットしておりますので、
色々な想像を巡らせていただきたいです。 

今回のイベントは、nitteさんmanonさんのほんの一部を切り取って、
小さな当店の一角でご紹介しているイベントで、
初日に比べると少なくなってしまったものもありますが、
それでも、生地の奥行きを感じられる品揃え。
言うなればどこを切ってもちゃんと金太郎が出てくる金太郎飴のように、
いつかの、どこかの、生地一枚、ボタン一個、雑貨一つを取っても、
「nitteの生地」、「manonの雑貨」という色が感じられるのは、
スタッフの皆さんが各国を巡り、 一点一点を厳選し
買付けされているからこそだと思います。

イベントが始まって3日目にして、
早くも振り返ってしまったようですが、そんなことを強く感じています。

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そして、senさんの陶器ボタンとブローチが入荷しました。

型を使用することで生まれる安定した均一の形。
それを下地に、釉薬の掛け具合に変化を持たせたり、
手描きの要素を加えたり、一手間を加える、
その浮力がsenさんの持ち味だと思ってます。
同じようで、同じではないものです。
新作のガレッドというブローチも、
同じ動作の中で生まれた違う形をすくいあげた、偶然の産物。