2013-12-14


ヤンマさんのショールーム・EKI by yammaのオープニングイベント中、
12/22(日)にワークショップを行います。

ヤンマさんの洋服で使用されている会津木綿と国産麻布で、

あづま袋を作り、最後にラフィア(ラフィア椰子の葉の繊維)や
糸を使って刺繍します。
夏から夢中になっていたラフィアで刺繍する、
ひたすら同じ技法を繰り返して円の中に刺す、
気づけば水玉になっているというものを提案させていただきました。
円の中は刺繍だけではなく、裁断の都合上、どうしても出てしまう生地のはぎれを
最後まで大事に使うべく、ふじつぼのようなものを作り、随所に取り入れます。
写真ではなかなかお伝えしにくいのですが、
同じ形をした円でも、触ってみるとそれぞれ手触りが異なり、
遠くから見るときれいな丸が、近づいたら実はふじつぼだった、という裏切り、
難しいと思っていた刺繍は、楽しかった、という発見、もあるかもしれません。
間隔を変えたり、大きさを変えたり、
水玉とふじつぼを増量したり、様々に楽しんでいただきたいです。
実は「手芸でトランスできないか。」というのがヤンマさんからのお題。
踊るだけが全てではなく、人それぞれのスイッチがあると思いますが、
同じことを繰り返す中で、徐々に開けてくる感じが刺繍にはあって、
開催時間も13時から18時まで、気の済むまで、
と、途中休憩、終了自由です。
ふと受注会を覗くもよし、買い物をするもよし、
シンパさんのお弁当(要予約)を食べるもよし、CDを試聴するもよしで、
EKIは色々あります。

ラフィアが持つ独特の質感は、刺繍が上手いとか下手とか、
そういうことを優に越えて、手を動かす楽しさの可能性を広げてくれます。
どちらかというと、絵を描いているような感覚に近くとても自由度の高いもの。初めての方でもご参加いただけます。
もしも、ピンときた方はぜひご参加ください。
http://yamma.jp/
http://ekibyyamma.exblog.jp/


期間中は、会津木綿と麻布で作るキットの販売も行います。

写真はなべつかみキットです。
サンプルを作り、試しに使っていますが、
キルト芯ごしの会津木綿の感触がとてもいいです。