2013-05-25


村上あさ子さんの作品展「りんごの木の下で」が始まりました。

経と緯で交差する色合いと、裂いた布の質感が加わって、
目で辿って、手で触れてこそ分かる織りの温かみがあります。
古布の状態からは想像もできない、
新しい風が取り入れられるのも裂織の魅力です。

色の重なりが鮮やかで晴れ晴れしい色合いからモノトーンまで、
村上さんの作品は、裂織の持つ沢山の可能性を引き出してくれます。
茜や藍、りんごやぶどうなど自然素材で染められた、
津軽の色も合わせてお楽しみいただきたいと思います。