5月24日より、村上あさ子さんの作品展を行います。
展示を前に裂織の欠片が沢山届きました。
布を織った後にバッグやポーチなどに仕立てる際に生まれるはぎれなのですが、どれを取っても同じ配色はありません。
経糸と裂いた布の組み合わせは、
糸と布の地層のように、思いと時間が織り重なって
こんなに小さな部分からも、大きな景色を想像させられます。
青森では桜が満開になり、りんごの花が咲くこの時期、
村上さんの裂織を手に取っていただけたらと思います。
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村上あさ子 津軽裂織作品展
「りんごの木の下で」
2013.5.24(金)-6.9(日)