2012-05-31

先日はお休みをいただき、京都、大阪、神戸へ行ってきました。
ずっとお会いしたかった方に会いに。行きたかったところを目指して。

京都ではオリジナルの生地から洋服や小物を作られているhiruneさんにお会いしました。
今月から店頭ではご紹介させていただいておりましたが、いつも電話やメールばかりで、お会いするのははじめまして。
いつもの受話器の向こう側から、洋服や小物を送ってくださる様子から感じる温かさそのままのお人柄でした。またこれからがぐんと広がるお話に、京都の夜風はぴったりでした。



翌日は、ずっと行きたかったnitteさんとmanonさんへ。
どこに行ってもやはり手にとってしまうのは生地で、はっと目に留まったのはドイツの古い生地。何にしようかなと想像が膨らみ、膨らみすぎてどきどきしてしまう。素材は自由に心を楽しませてくれるものです。まずはテーブルクロスかな。
manonさんでは、ARLTが流れていた!
信じてもらえないかもしれませんが、ドアを開ける前からもうそんな予感はしていたのでした。


そして最後はナルセさんの秋冬の洋服を拝見しに行きました。いつも眩しいくらい素敵に輝いている成瀬さんご夫妻にお会いできました。会場もとても居心地が良く、雨も緑も雷だって、まあるい空気に変えてくれるようでした。ついついお話の方に夢中になってしまいましたが、実はそんな時間が一番大切なんだと思います。次の新作も印象に残るものがたくさんあって、夏を通り越した秋の季節が今から楽しみです。

こうして実際にお会いすると、店という場を通して伝えたいことがまたひとつまたひとつと増えるもので、自分の目で確かめること、足を運ぶことは何事にも代え難い時間だと思いました。

本当に本当の最後は、急に思い立って神戸の中華街へ。あまりに突然なひらめきだったので、恥ずかしながら滞在時間はたったの8分だったのですが、それも旅。修学旅行以来の中華街。忘れていたと思っていたことは、実は全然忘れていなかった。いろいろなことを思い出させてくれました。