2011-12-12

昨日をもちまして、武藤比呂子さんのボタン展は終了いたしました。

一つ一つ異なる色・模様・形。
表面にはもちろんですが、裏面にまで模様がぎっしりと描かれているものもありました。
迷っても迷っても、最後にこれと決めたボタンは、その人らしいな、お似合いだなと、思うことが度々ありました。ちゃんと繋がっていくのだと勝手に信じたりして。

お求めくださったほとんどの方から、武藤さんは、どんな方ですか?とよく聞かれました。
ボタンという決められた矩形の中で、しかも同じ手法で、まるで一問一答のような制作時間だったと思いますが、見事にこんなにもたくさんの表情を見せてくださった武藤さん。
真剣に、でも楽しんで制作された姿が思い浮かびました。
一つ一つと向き合う度に色々な気持ちに、様々な景色を想像されていたと思います。それを反射するかのように、受け手のこちら側にも大きな景色が残りました。

期間中、足をお運びくださいました皆様ありがとうございました。
武藤さんのボタン展、是非来年も開催したいと考えております。