2010-04-29

4月16日、17日の2日間は、
点と線模様製作所・岡さんによるワークショップを行いました。

岡さんは生地の模様を考える出発点は、
クレヨンや色鉛筆でスケッチしたり、切り紙でモチーフを形作るなど、様々な手法が取り入れられています。




今回は小花が散りばめられた春色のリース。
花の形にカットするだけではなく、
立体的になるように、一つ一つの花を組み立てていきます。
そして、岡さんのアドバイスのもと、全体のバランスを調整しながら、貼付けていきます。




2日間にわたり開催したワークショップですが、
1日目に参加してくださったみなさんの中には、札幌出身の方や、札幌にお住まいだったことがあるという方などが多く、おすすめの手芸屋さんやおいしいお菓子屋さんの情報交換タイムもあり、終始賑やかな時間でした。

2日目は、昨年のcholonさんでの個展や「もみじ市」で、岡さんをお知りになった方がご参加くださいました。
リースに文字を取り入れたり、アレンジを加えたり、「作る」というよりは「創作」という言葉がぴったりの時間だったかもしれません。




完成したリースは、同じ素材、同じ方法でも、
作る人の手によって、微妙に変わる表情。




窓辺に飾ると、光を取り入れてまた明るい印象に。
花びらが立体になることで、表れる光と影がとてもきれい。
皆さん、お疲れさまでした!
リースはお部屋に飾っていますか?



今回のワークショップは、稲村ケ崎の丘の上にある、
ARCHI CRAFTさんに会場をお借りし、開催いたしました。

階段160段を登ったところにある、ARCHI CRAFTさん。

稲村ケ崎駅で、
参加者のみなさんも、歩きやすい靴でお越しくださって、準備万端!
緑溢れる途中の景色も楽しみながら、みんなで丘の上を目指します。







自転車も車も通れない道。
汗をかきながら荷物を運ぶ郵便屋さん。
「ホーホケキョー」うぐいすの鳴き声。
慣れた足取りで階段を駆け下りる猫。
木漏れ日がさんさんと降り注ぐ足元。
どこか夏を想像させられるような時間。

残念ながら、1日目は雨模様でしたが、2日目はすっきりした青空に。
鎌倉の景色を窓辺に映して過ごすワークショップの時間。
特別なひとときを過ごすことができました。
岡さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

そして、会場を貸してくださいました、稲葉くんのお父様、お母様、
本当にありがとうございました。