2018-12-22

あっという間に今日で三日目。
温かな陽気から始まったリネン展も今日は一転、冬らしい一日。
炬燵から抜け出すにはちょっとした勇気が必要なくらいでしたが、
お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
ほんとに暑かった今年の夏をどうにか思いだしていただきながら、
ピンとくる一着を選ぶという、ハードルはちょっと高いのですが、
でも、それもこれも含めて受注会です。
気分も晴やかになる明るいリネンが勢揃いしています。


富樫さんのホームスパンも引き続きご紹介しています。
今回の富樫さんの作品は、どれも混毛がなされており、
単色の中にも何色かの色が入り混じっています。
色を作ることは、糸から紡ぐ人の特権かもしれません。
なんとなく、いいなあと感じるものには、
ちゃんと理由があるんだなと思います。
目で見るよりも、触れてみることが確か。

写真は、どちらも格子模様のマフラーです。
じっくり見てみると、織り模様も格子になっています。
たて糸とよこ糸の五線譜に身を委ねてみると、
糸の音が聞こえてくるようです。