2017-10-26

開催中のtiny...さんの展示より。
糸になる状態の羊毛を50gにまとめたセットです。ひとつひとつ色の取り合わせが違っていて、それをじっくりと選ばれる皆さんの様子は、まるで絵画を見る眼差し。
なんとも言えない色の重なりが、心の琴線に触れる。紡いでいると、なんとも言葉にし難い感情が溶けてほぐされていい時間が流れます。こんな一瞬の儚く淡い色を捉えることのできるtiny...さんは、やっぱり北国の人だ。
はい、ここで、流れる曲は、やっぱり北の国からのテーマです。倉本聰さんがこの曲を起用したのは、歌詞がないところが良いのだといつかの本で書かれていました。富良野の風景が色濃く印象に残ります。

tiny...さんの展示もいよいよ10/30(月)までとなりました。
お近くにお越しの際は、温かな時間を過ごしにお立ち寄りください。